【野球肘】
野球肘とは野球やソフトボール、陸上の投てき競技などで肘が痛い場合に
「野球肘」 と呼ばれる症状である事がとても多いのです。
圧倒的に野球をやっている人に多いので 「野球肘」 と呼ばれますが
上記の通り、他の競技でも起こりますし日常生活でも起こる事があります。
一般的な 「野球肘」 は手の平を前に向けた状態で内側(小指側、体に近い方)の
一番出っ張った所(上腕骨内側上顆といいます)に痛みを感じる事が多いです。
上腕骨内側上顆は手首や指を曲げる(手の平側に)筋肉が集中しています
ですので、ボールを投げる際に手首が曲がる時や肘が曲がった状態で
肘の真ん中の出っ張り (肘頭) が前に出て勢いをつけるので
その際に引っ張られる力が上腕骨内側上顆に加わる事で
負担が集中してしまうのです。
他にもまだまだ考えられる原因はたくさんあるのですが
最も多いケースはこのような事です。
準備運動でのストレッチや自宅でのストレッチ
アイシングや日常での注意点を継続的に行う事で改善に向かう事が多いですが
根本的には使う頻度の調整や運動の姿勢 (フォーム) から見直さなければなりません。
場合によっては単純な筋肉や靭帯の痛み以外に骨に異常があるような重篤な症状もあります。
早めにその判断を行い、重症化を防ぐ事も大切ですので
何か少しでも痛みや違和感を感じたら 「うつの接骨院」 まで御相談下さい。